年収400万円でも住宅ローンは組める?押さえておきたい注意点もご紹介!
「マイホームを建てたいが、今の年収では厳しいのかな」
このようにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事では年収400万円で住宅ローンは組めるのか、また住宅ローンを借りる上で押さえておきたいポイントについて解説します。
気になる方はぜひ参考にしてください。
□年収400万円で住宅ローンは組める?
まずは、年収400万円の方でも住宅ローンは組めるのかという疑問について、結論からいうと可能です。
ちなみに、国税庁の民間給与実態統計調査によると、令和元年度の給与所得者の1人当たりの平均給与は約436万円となっています。
この数字から分かるように、年収400万円は平均給与より少し低いものの、給与所得者の平均値に近い年収です。
ただし、年収400万円を下回る場合は住宅ローンを組む条件は厳しくなるでしょう。
金融機関からどのくらい借り入れできるかを考える際には、年収倍率という指標を目安にしましょう。
これは、購入したい住宅が年収の何倍かを表す指標で、この年収倍率は金融機関が住宅ローンの審査をする際にも使われます。
新築物件の年収倍率は6~7倍、中古物件だと5~6倍程度となっているので、参考にしてください。
□住宅ローンを借りる上で押さえておきたいポイントとは?
住宅ローンを借りる上で押さえておくべきポイントとしては、住宅ローンは限度額まで借りないようにすることです。
理由の1つ目が、年収が下がってしまった場合は家計を圧迫してしまうからです。
今後転職をしたり、会社の業績が悪化したりするなどで年収が下がってしまうと、返済が滞ってしまいます。
理由の2つ目が、ライフプランの変化に対応できないということです。
妊娠や出産、事故や病気など、人生にはさまざまな出来事があります。
ライフプランを立てた上で家づくりに至る方がほとんどだと思いますが、不慮の事故や病気は予想できません。
家庭環境の変化で支出が増えることが十分に考えられるので、突発的な事態にも対応できるように返済計画を立てましょう。
また年収400万円の方で、3,000万円クラスの住宅を建てたいという方は、頭金を多く用意することも1つのポイントです。
3000万円のローンを組むのは大変だという方でも、頭金を600万円ほど用意して、借入額を2400万円まで引き下げると、かなり毎月の支払いが楽になりますよ。
□まとめ
この記事では、年収が400万円の世帯でも住宅ローンは組めるのかについて解説しました。
マイホームを持つことに憧れる方は多いですが、住宅を購入することはゴールではありません。
その後の家計を圧迫して後悔することにならないように、入念に計画を立てることをおすすめします。