住宅の換気システムの種類とは?

こんにちは、SPECIALABOです。

建物の換気システムには、第一種・第二種・第三種の3種類があります。空気の入口である給気口と出口である排気口、それぞれに機械式のファンを取り付けるかどうかで分類されます。

【第一種換気】
給気口と排気口の両方に機械式ファンを取り付けます。空気の出し入れを機械で行うので、効率良く換気ができます。

一方で、メンテナンスに手間がかかるというデメリットがあります。定期的な掃除にくわえ、もしモーターが傷んでしまったら、業者に交換を依頼しなければなりません。

【第二種換気】
給気口にのみ機械式ファンを取り付け、排気口から自然に空気を排出させる換気システムです。第一種換気と第三種換気のちょうど中間の機能・価格です。

【第三種換気】
給気は給気口から自然に行い、排気は機械式ファンで行う換気方法です。第一種ほどメンテナンスが難しくなく、また導入コスト・ランニングコストともに低く抑えることができます。

寒さが厳しい地域では、外気を室温に近づけてから給気する「熱交換器」を付けられる第一種換気がおすすめです。しかし、比較的温暖な岡山の気候なら、空気の流れる経路を意識した間取りであれば、自然給気の第三種でも充分快適に過ごせます。

スペシアラボでは、メンテナンスにかかる労力やコスト、岡山の気候を踏まえたうえで、この先も快適な暮らしを長く続けられるご提案をさせていただきます。